妄想は完全に終わったようです

 田中さんがアンチ・チャットモンチーキャラに定着して来たので、便乗して「女性3人組アーティストのサンデー・カラオケベスト10」にチャットモンチーの『シャングリラ』を10位予想で送ってみました。読まれて良かったです(ちなみにランキングは6位)。


 カーボーイの「妄想大学附属高等学校」は完全に終わってしまったようですね。残念です。キツツキ部とか好きだったのですが。
 コーナーが終わってしまったので、ボツネタを供養。ナムナム。



 今日はいつもより早く学校に着いた。教室にはまだ誰もいない。外を見ると、校門から綾瀬はるかちゃんが入ってくるのが見えた。
「そうだ!」
 僕はあるいたずらを思い付き、用具入れのロッカーの中へ入った。


 ガラガラガラ
「おはよー! ……って、誰もいない。あたしが一番かぁ」
 僕は驚かそうと、はるかちゃんが近くに来るのを待った。
 もうすぐだ、もうすぐ。飛び出そうと扉に手をかけたその時だった。「キャーーーー!」という悲鳴と共に、はるかちゃんがロッカーの中に入って来た!
 僕は驚いて何も言えないでいると、はるかちゃんも僕を見て驚き、口をパクパクしている。それでも何とか落ち着き、僕に言って来た。
「ポ、ポジティブ君もネズミに驚いてロッカーに?」
 僕は本当のことを言えず、「そ、そうなんだ。ビックリしたよ〜」と返した。
 するとすぐにまた「キャーーー!」と悲鳴が聞こえ、ほしのあきちゃんがロッカーに入って来た。
「ネズミが! ネズミが! ネズミが! ……あ、ポジティブ君に、はるかちゃん」
綾瀬はるか「おはよー」
 そう言い終わるか終わらないうちに、「キャーーー!」とまた悲鳴が上がり、小池栄子ちゃんが入って来た。
小池栄子「ちょ、ちょっと詰めて詰めて詰めて!」
 僕はもう全身柔らかい体に包まれて大変なことになっていた。するとまた悲鳴が。
「イヤーーー!」
 インリン・オブ・ジョイトイだ。インリンが入ってきて、ロッカーはもうぎゅうぎゅう詰め。みんながもがく度に、ムニュムニュと柔らかいお肉が全身に当たる。
(こ、こりゃ気持ちいい〜〜〜)
 すると突然バンッと扉が開いた。担任の宮崎美子先生が立っている。
「あなた達! こんな所で何やってるの!! ……ん?」
 視線を下に移す宮崎先生。
「ネ、ネズミ!? キャーーー!!!」
 ロッカーに入ってくる先生。


 ムギュ〜!


僕「あ〜ぁ、幸せ……」