恐ろしや〜

風が吹けば桶屋が儲かる」という諺(ことわざ)があります。
 思わぬ結果が生じる、あるいは、あてにならぬ期待をすることの例えを言います。


 何故「風が吹けば桶屋が儲かる」のか。理由はこうなります。
「風が吹くと砂埃が出て目が潰れ、盲人が増える。盲人は三味線を弾くのでそれに張る猫の皮が必要となる。猫が減ることによってネズミが増え、桶をかじるので桶屋が繁盛する」
 確かに予測できませんね…。思わぬ結果です。


 ニュースで言っていましたが、現代版の「風が吹けば〜」はこうなるそうです。


「猛暑になると翌年の景気が悪くなる」


 語呂悪いですね…。理由はこうだそうです。
「太陽がよく照ると山間部の杉がよく育ち、翌年にたっぷりと花粉をつけ、それが風に乗って人がクシャミや目のかゆみを引き起こす。人は外を出たがらないようになり、買い物が少なくなるため、経済効果が悪化する」


 今年の花粉は去年の30倍だそうです。
 恐ろしいですね〜。
 とりあえず花粉症用の薬だけは経済効果に貢献できそうです。