DFの悲劇

 今、仕事で来年の年賀状イラストを描いています。
 その仕事を頂いたのは、デザインフェスタで年賀状を売っていた事がキッカケでした。


 デザインフェスタは素晴しい所です。仕事にも繋がりますし、見て回るだけで勉強になります。何より面白いです。


デザインフェスタとは
 オリジナルのイラストや服、アクセサリーなどデザインを発表する場所です。しかも売っています。
 毎年2回(5月、11月あたり)行われています。
 出展している数も多いのですが、来客数がとてつもなく多いです。4万人以上来るそうです。



 来客数4万人以上、すごいですね〜。
 それだけお客さんが多いと、ホントに色々な人がいます。


 一番印象に残っているのは、私のイラストを10分ぐらいジィーーーと見ていた青年でした。
 身動きせず、ずっと見ているのです。
 ようやく立ち上がり、私に質問を投げかけてきました。
「画材はなんですか?」「毎年出しているんですか?」「描くのに時間はどれくらいかかりますか?」
 私は丁寧に答えました。その人の本性を知らずに…。


青年「すごい発想ですね。どれも面白いです」
海人「ありがとうございます〜。どうですか? 一枚。120円ですよ」
青年「いえ、よく見たんで自分で描きます」


 え? ……パクるつもりですか?


 衝撃でした。本人を目の前にしてのパクリ宣言。
 開いた口が塞がらないとはこのことです。
 その青年は呆然としている私を尻目に、そのまま去っていってしまいました。


 デザインフェスタ楽しいですよ。
 皆さんも是非。


 デザインフェスタ公式HP