パシャリの裏事情

 昨日、初めてこの日記に画像を載せてみました。
 なかなか良いではないですか(自画自賛)。


 しかしこの簡単な写真を取るのに30分もかかったことは、誰にも知られてはいけません。
 使ったカメラは1万円ちょっとのデジタルカメラ。まず普通に一枚パシャリ。
 見てみると画像が暗すぎです。
 そこでフラッシュをたいて撮ってみました。パシャリ。
 中心は明るくなったものの、外がもっと暗くなってしまいました。
 次に電気スタンドを点灯させ、鉛筆を近付けました。
 お、なかなか明るくなった。ということで、すかさずパシャリ。
 さっきよりは良い感じでしたが、まだまだ暗めです。
 ここで専門学校で習ったことを思い出しました。


 白い紙を利用するのじゃ!


 こんな爺さんキャラはいませんでしたが、そんな言葉が頭に響きました。
 白い紙を一枚敷き、奥にも白い壁を作りました。
 かなり明るくなりました。イケる! すかさずパシャリ!
 高鳴る胸を抑えて見てみました。…まだまだでした。
 く〜、まだ足りんのか!
 ということで両脇も白い紙で囲みました。
 あんな小さい鉛筆に、何だか予想もしなかった大掛かりなセットが組まれています。
 電気スタンドをつけました。
 おぉ! まぶしぃっ!! まぶしすぎるっ!!!
 白い紙が反射しまくり、ものすごい光を放っております。


 これだぁーーー!!(心の絶叫)
 パシャリッ!


 それで出来たのが昨日の写真です。
 ……30分かかったなんて口が裂けても言えませんよ。