壊れたスピッツ

 久々にスピッツの「チェリー」が聴きたくなって、CDを借りてきました。
「いや〜、ええ曲や〜」と思いながら聴いていると、信じられないことが起こりました。
 最後のところです。


 ---「愛してる」の響きだけで 強くなれる気がしたよ
   ささやかな喜びを つぶれるほどぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 あれ? こんなに長く伸ばしていたっけ?
 そう思ったのも束の間、「♪ 抱きしめて 抱きしめて 抱きしめて…」とエンドレスに流れ始めたのです。
 ぎゃー、スピッツが壊れたーーー!
 慌ててCDを止めまして、ディスクの裏を見ました。
 思った通りです。データ面が傷だらけなのです。ひどい状態でした。


 その傷を見て、ふとマックでバイトしていた時のことを思い出しました。


 ウチのマックの休憩室には、ラジカセが置いてあります。
 休憩中に曲を聴こうと、置いてあったCDケースを開きました。目を疑いました。ケースにCDが、2枚も3枚も押し込まれているではありませんか!
 ががーーん!
 カルチャーショックでした。
「データ面は絶対に傷をつけてはならない」
 この教えを根底から覆す危険行為。それが私の目の前で起こっているのです。
 考えられません。いい加減すぎます。どういう神経をしているのでしょうか。


 借りてきたCDも、こんな人達の手を渡ってきたのですね。悲しいです。
 もしこのような行為に心当たりのある人は、即刻その行為をやめてください。
 そして、私とスピッツに謝ってください。お願いします。