ではお約束

「こんな声はドラえもんじゃなーーーい!」


 ついに新ドラえもんが始まりました。
 早速見ましたよ。一話だけですが。
 ドラえもん声高〜い。
 ま、しかし、イメージが崩れるってほどではありませんでした。
 のび太の声はちょっと賢そうな感じが。致命的ですよね…。
 というかドラえもんのび太の声、似てません?
 ジャイアンは迫力ないし、のび太ママの怒り方には愛情ないし…。


 う〜ん、声はしょうがないですね。新しくなってしまったのですから。
 それよりも内容です。予想をはるかに超えて、低級アニメと化していました。
 藤子・F・不二雄先生も天国で泣いておられるでしょう。


 のび太はドジでマヌケでも、優しい心を持っているのが取り柄です。
 決して大きな手で魚をわしづかみするような、動物虐待行為などしません。
 そして『ドラえもん』は、のび太がケツを出して笑いをとるマンガではありません。


 何かノリも行動も全て違うモノに変わっていました。悲しいことです。


 巨匠藤子・F・不二雄は、本格長編SF小説を書くことができる才能の持ち主です。
 どのスタッフが、「私達でもドラえもんを続けることができる!」と勘違いしたのでしょう。止める人はいなかったのでしょうか。


 声なんかは、もうどうでも良い次元です。
 作者が亡くなって内容がひどくなった。やめるには充分の理由です。
 そろそろ気付いてはいかがでしょうか。よろしくお願いします。


 藤子・F・不二雄、『ドラえもん』ファンより