日本人の心、売ってます

 今日から11月です。もう今年もあとわずかとなりました。
 年末といえば皆さん、待ちに待ったイベントがやってきますね。シャンシャンシャンと音が鳴っています。そうです、甘くて切ない「年賀状書き」です。
 誰ですか? 「クリスマス」などと言った人は。クリスマスは12月25日。その前に年賀状でしょう。常識です。そうしないと1月1日に届かないですから。


 今日は11月1日。年賀状の発売日です。
 早速買ってきました。デザインフェスタで使うためです。


 年賀状、皆さんは毎年出していますか?
 パソコンやメールの普及により、年賀状を出す人が少なくなっているそうです。嘆かわしい事です。
 お世話になった人への年始の挨拶、これを欠いてどうしますか。義理と人情は大切です。
 年賀状を書く時、「誰に出そうかな…」と考えますね。それはお世話になった人への感謝の再確認なのです。そんな大事な作業を面倒臭がってどうするのですか。年賀状は日本人の心です。失ってはいけません。


 受け取る側で考えても、年賀状とは良いものです。
 手紙とは人を嬉しくさせる何らかの力を持っています。手紙をもらって嫌な気分にはならないでしょう。
 そんな嬉しいものをお正月にもらえるのです。縁起の良い話ではないですか。
 あ、この人に出すの忘れてた! なんて事もまた、正月の微笑ましい風景なのです。


 皆さん、今年は是非、年賀状を出すようにしましょう。
 あ、郵便局に行く必要はありませんよ。私のところで売っておりますので。
 どうぞよろしくお願いします。


 なんか、宣伝っぽくなってしまいましたね。でも違いますよ。宣伝なんて…。そんな生易(なまやさ)しいものではありませんから。