1ポイント頂きました

 今日は画材屋さんに行ってきました。
 遠くて時々しか行っていないのですが、気に入っているお店です。小さいながらも品物は充実していて、質がとても良いのです。


 今日は高いモノを買ってしまって、お金が足りないという恥ずかしい体験をしてしまいました。
 計算ができない小学生のようです。情けない…。
 すると、店員が救いの一言をくれました。
「ポイントはたまっていませんか?」
 おぉ! ありがたい! はい、はい、たまっています!
 調べてもらうと、何と2,300円もたまっていました。
 ポイントを全部使って、お釣までもらい、ホクホクです。


 小さなお店がお客を離さないための苦肉のポイント制サービス。
 消費者としてはとても嬉しいです。
 私は商店街などで頑張っている小さなお店が大好きです。地域密着型人間なもので。
 なので、大きなお店が近くに出来るのはあまり好きではありません。彼らはデリカシーのかけらもないのです。
「安売り、バーゲン、この店に来れば何でも揃っています」
 なるほど、それも良いです。しかし所詮、最低限のモノしか置いてありません。広く浅くということです。
 小さいお店は「おっ!」という思いがけない品物がよくあります。この嬉しい発見があるからこそ、私は好きなのです。
 ところがそんな小市民の楽しみを、大きなお店は平気で奪います。
 何でも揃っていれば、客は当然そちらに流れて行きます。しわ寄せは小さいお店にきます。味のある小さなお店が次々と潰れていき、どこにでもあるチェーン店が街に建ち並びます。
 私が許せないのはここからです。
 最後にはその大きなお店も、赤字で潰れるのです


 なら地方に来ないで頂きたい。小市民の幸せ、楽しみを奪って自滅するなんて、まさに愚の骨頂。アホの極みです。
 デリカシーのないお店、大嫌いです。


 アイ・ラブ・地方、アイ・ラブ・商店街。
 それで良いじゃないですか。それが良いじゃないですか。