愛しき〜友はいずこへ〜

新選組!』、とうとう終わってしまいました。
 何回笑ったことか。何回泣いたことか。何回胸が熱くなったことか。全部ひっくるめて、ラララライ ライ ラララライ〜♪ です。
 三谷幸喜ファンで良かったです。素晴しいドラマでした。


 1年間見てきて感じたことは、目の前に新選組がいたということです。
 三谷幸喜さんによって命を吹き込まれたキャラクター、その人物達が織りなすドラマの数々。全てが私のすぐ側で起こっている錯覚に陥りました。自分が新選組の一員で、ずっと同じ時間を共にした気さえするのです。
 それほどまでにこの『新選組!』は濃いものでした。


 私が一番好きだったキャラクターは、山南さんです。
 山南さんを語ろうとすると涙が溢れてしまいそうになります。あの喋り方、あの静かな物腰、あの優しい顔、うっ…ラララライ ライ ラララライ〜♪


 そして山南さんと言えば、恋人・明里です。あんな少しか出ていないのにも拘わらず、とても印象深い人物でした。
「あれ、死装束やん…」「うち、そんなにアホやないよ」
 明里ぉおぉぉ〜〜〜〜〜〜! ラララライ ライ ラララライ〜♪


 芹沢鴨も良かったです。あの威圧感、ものすごいです。
 平助が宿舎の離れに案内した時のことが忘れられません。そこは何と鶏小屋…。
「鴨には鳥小屋がお似合いだ。そういうこったろ」
 ラララライ ライ ラララライ〜♪


 斎藤一の意外な熱い叫び、最終回の原田左之助の「尽忠報国の士、天晴れなり!」の言葉、源さんの死んだ後の近藤勇への報告、沖田総司と平助の別れの会話、思い出の場面が次から次へと出てきます。
 また見たいです。全部知った上で、また最初から見たいです。
 DVD-BOX、いくらで出るのかなぁ…。買いたいなぁ…。


 最後に『新選組!』の皆さんにお礼を言わせてください。本当に感謝しているんです。
 三谷幸喜さん、素晴しいドラマをありがとうございました。
 役者の皆さん、素晴しい演技をありがとうございました。
 NHKさん、(番組制作費を騙し取った人以外)ありがとうございました。
 またこんなドラマに出会いたいです。