ピアノマン

 2005年4月7日、英南東部ケント州の海岸で保護された身元不明の男性。


 男性は身長約180センチの金髪で20〜30歳代。荒天だった2005年4月7日夜、ずぶぬれの黒タキシード姿で海岸を歩いているところを警察に保護された。衣服からはラベルがすべて切り取られており、英メディアで報じられた後、全世界から500件近い情報が寄せられているものの、身元を確認するまでには至っていない。


 保護先の医師がペンと紙を渡すとグランドピアノの絵とスウェーデン国旗を描き、病院の礼拝堂にあるピアノの前に連れて行くと「白鳥の湖」やジョン・レノンの曲のフレーズ、オリジナルらしい曲のフレーズを数時間に渡ってひき続けた。以来マスコミから「ピアノマン」と呼ばれている。普段男性は全く話さず目も合わそうともしないが、ピアノに向かう時だけはくつろいでいる。
                ----- はてなキーワードピアノマンとは」より>


 事実は小説より奇なり。本当にミステリアスな話です。
 全世界が彼の正体を知りたがっています。


 しかし、私は彼の正体を知っています。
 彼は清水君です。高校の時、一緒のクラスだった清水君です。間違いないです。ソックリですもん。
 清水君は柔道部です。英語が苦手で絵も不得意、ピアノは弾けません。
 でも彼は清水君です。ソックリですもん。