どすこい日記

 今日は琴欧州の優勝をかけた朝青龍戦でした。横綱にどう立ち向かうか。全勝の勢いに乗って、そのまま優勝へ突っ走るのか。大注目の一戦です。


 時間いっぱい。行司の合図と同時に、大きなお肉がぶつかり合います。
 そしてさすがは横綱でした。圧倒的なスピードで琴欧州を翻弄。琴欧州が何とか食らいつくも、最後は朝青龍の首ひねりで勝負が決まりました。
 なかなか見応えのある良い勝負でした。むふぅ〜!


 今、読者との温度差を感じながら書いております。
 何故とつぜん、私は相撲の話をしたのか。
 それは、今日の相撲を、ナマで観てきた人がいるからなのです。その人物とは、ウチの両親です。
 父のやっている株の関係で、券を貰ったらしいのです。それも枡席。4万円ぐらいするんだそうです。


 親はかなり運が良かったと思います。だって今日が、優勝に王手をかけた日で、しかもそれが朝青龍との直接対決だったのですから。琴欧州が勝てば、優勝の瞬間を目の当たりにできるんですよ!? 最高じゃないですか。


 親が帰ってきて、すぐに感想を聞きました。
「どうだった? おれもテレビで見てたよ」
「迫力が違うね。面白かったよ」
「いや〜、最後の一番、おしかったね〜」
「うむ、危なかった。クルッて回っちゃってね」
「もう少しだったのに」
「うまく決めたよ。やっぱり強いね」
 ……。何か話が噛み合いません…。
「え? お父さんはどっちを応援していたの? 朝青龍?」
「そうだよ」
「え〜!? 琴欧州が優勝を決まる瞬間を見たくなかったの?」
「今日で決まっちゃったら面白くないだろうが」
 …父の理屈はいつもよく分かりません。せっかくナマで見ているのだから、今日決まった方が良い気がするのですが…。まぁどうでもいいですけど…。


 日本人の皆さん、機会があったら是非、相撲を見てみて下さいね。国技ですから。けっこう面白いですよ。
 楽しむコツは、必ずどちらかを応援することです。気付いたら手に汗を握って応援しているはずです。