来る来る
小学校の頃、熱心に見ていました。かなりのブームになりましたアレです。ちょっと怖いけど、面白くて、それでいて戦いが格好良い、アレです。よく武器やお札を作って遊んでいましたよ。
ヤッ! ハッ! トリャ! シュババババ!
などと、無駄な動きをしてポーズを取り、剣とお札で、ピョンピョン跳ねる敵をやっつけるんです。
「キョンシー」
聞いたことありませんか? すごいブームだったんですよ。…私より年下の人は知らないかもしれませんね。
数年前ふと思い出しまして、それ以来ずっと見たくて見たくて仕方ありませんでした。しかしどこのレンタル屋にも置いておらず。
「古すぎるのか…」
と、私は諦めていました。
そんなある日、ジャッキー・チェンの映画を見ようとアジア関連の所を見ていますと、『霊幻道士』(前編・後編)が置いてあるではないですか!
「キョンシー来たぁーーーーー!」
心の中で絶叫です。
しかも畳み掛けるように、新入荷の場所にも『来来! キョンシーズ』(全4巻)が置いてありました。
ここの店長、イイ! 伸びるよー!
全部借りてきました。ワクワクしながら『霊幻道士』(前編)を再生。
…………。
いつまで経ってもキョンシーが出てきません…。なんか、蛾(ガ)の妖怪の話になってますし。
パッケージにはちゃんとキョンシーが映っていたんですけどね。う〜ん。
前編1時間半の内、1時間キョンシーが出てきませんでした。そして、ようやくキョンシー登場。…と思ったら、3分で出番終了。
え?
…途中で止めました。後編も見ません。もういいです。泣かせて下さい…。枯れるまで泣かせて下さい…。
いや待て! オレにはまだ、『来来! キョンシーズ』があるじゃないか!
急いでデッキにDVDを押し込みました。
キョンシー来る来る今日も来る、お札をおでこに貼りつけて、死んでもお里に帰るため。
そう! これです! これを小学生の時に見ていたんです! 良かった〜。懐かしい〜。
テンテン、スイカ頭、トンボ、チビクロ。こんな名前(あだ名)の子供達が、キョンシー退治に奮闘するお話です。覚えていますよ。声も当時のままです。あぁ〜、ベビーキョンシーもいましたね〜。テンテンと同じくらい人気になっていました。懐かしいです。
…む〜? 世代の違う人、ついてきていませんね。
いいでしょう、いいでしょう。説明しましょう。「はてなキーワード」で説明しましょう(手抜き)。
・キョンシーとは <はてなキーワード>
もしキョンシーに会ってしまったら、息を止めましょう。見付かりません。お札があれば完璧です。そっとおでこに貼りましょう(噛み付き注意)。餅米も有効です。当てると、火花が散って怯みます(怯むだけです)。
上の画像は”海人キョンシー”*1です。これに出くわしたら、下のお札が有効です。
貼ると、海人キョンシーは満身創痍になります。あまり強くないので、適当にあしらって下さい。※餅米は痛いので勘弁。
これで、いつキョンシーが出ても大丈夫ですね。
というかまたブームが来ないですかねぇ。他にもキョンシー映画あった気がします。また見たいなぁ。