aikoライブレポート 序章

　新年会の次は、そう！　aikoのライブ！
『Love Like Rock Vol.3』！　いえぃ！
　待ってました！　わー、緊張します。前回行った『Love Like Pop Vol.9 何度やっても嬉しい追加公演。トロ〜ン』から、もう半年が経っています。長かった〜。


　とりあえず昨日の新年会が終わったところからお話しましょう。
　あの後私とバンビ君はマンガ喫茶へ行きました。埼玉へ帰るお金が勿体なかったためです。
　私は2度目のマンガ喫茶。前回行ったマンガ喫茶はかなり雰囲気が良かったです。部屋は全体的に暗く、寝たい人はそのまま寝られます。マンガを読みたければ机の電気をつければ良い、という感じ。しかし今回行ったマンガ喫茶はめちゃくちゃ明るい！　「寝てないでマンガを読め！」ってな感じです。しかもずっと音楽が鳴っているという不親切さ。
　まぁ「マンガ喫茶」ですから、正確には寝るための場所ではないんですけどね。それにしてもね…。
　一応悪条件ながら4時間くらい寝ました。


　7時にマンガ喫茶を出て、近くの松屋で朝食。今日の予定を相談しました。と言うのもaikoのライブ、19時からなんです。まだ12時間あります。
「バンビ君、この後どうする？」
　本当ならこのままお台場あたりで遊ぶという予定だったのですが、あのマンガ喫茶のために、かなり予定が狂うことになりました。
「オレ、全然寝られなかったから、とりあえず寝たい…」
　え〜〜〜〜！？
　寝るために泊まったのに。ずっとインターネットをやってたそうです。まぁ、あの明るさじゃ無理もありません。
「でもどこで寝る？」
　せっかく埼玉までのお金を浮かせたんです。あまり使いたくありません。するとバンビ君からの提案。
「電車で寝るか」
「……電車？　…電車ねぇ。電車か。ふむふむ。あ、良いかも。うん、良いかも。そりゃ良いよ！　すごく良いよ！　グッドアイデアだよ！！　バッチグーだよ！！！　名案フォーーーー！」
　何かテンション上がってしまいました。考えれば考えるほど名案です。あの足からの温風。ガタンゴトンという心地よい揺れ。コックリコックリと睡魔が襲うあの気持ち良さ。
「よし！　電車で寝よう！」
　千葉行きの総武線に乗り込むとすぐに就寝。あっと言う間に記憶がなくなりました。こりゃバンビ君、良い提案だ。
　終点「千葉」で一瞬目が覚めましたが、そのまま折り返すことが分かるとまた就寝。次に目が覚めた時は反対の終点「三鷹」でした。そしてまた折り返し。あ〜、天国です。
　しかし、さすがにお尻が痛くなってきました。もう3時間も電車で寝ています。そろそろ良いでしょう。私はバンビ君を起こし、秋葉原で降りました。するとバンビ君、
「あまり寝られなかったよ…」
　え〜〜〜〜〜！？　オレはぐっすりだったのに〜〜〜。超天然高級水（よだれと読む）まで垂らしていたのに〜〜〜。


　とりあえず私たちは新橋駅で降りました。コンサート会場「Zepp Tokyo」が青海駅＜ゆりかもめ＞にあるからです。
　改札で精算してビックリ。料金が何と150円！　3時間も乗っていたのに150円！　あ〜あ。24時間運行していれば電車に泊まったのに…（わ〜、迷惑〜）。


　お昼になったので、私たちはラーメン屋さんで昼食を取りました。
　満腹になるとバンビ君、眠くなったようです。そうですよね。マンガ喫茶でも電車でも寝てないのですから。
　喫茶店に行き、バンビ君はそのまま夢の中へ。つられて私も夢の中へ（また寝てる〜〜〜〜！）。
　目が覚めると体力バッチリ！　バンビ君も回復したようです。
　時間も頃合。さぁ、いよいよ「Zepp Tokyo」へ！


　青海駅を降りると目と鼻の先にありました。「Zepp Tokyo」
　すでにグッズ購入のための行列が出来ていました。すぐに並び、30分くらいでグッズを購入。さてこれからどうしましょう。開場までまだ時間があります。
　周辺をブラブラしていると、ゲームセンターがありました。もちろん食い付きました。UFOキャッチャー。バンビ君に「荷物になるからやめとけ」と言われたたのにやりました。最初は小さいのを取っていたのですが、出会ってしまったのです。ドナルドダックに。私、最近気付きました。ドナルドダックに弱いということを。ちょっと大きめのヌイグルミなのですが、かなり良いデザイン。コイツは手に入れないと。
　んで、見事に3回目でゲット。手に入れました。荷物になりました。コレ、どうしましょう…。
「ホラ言っただろう」
　バンビ君にたしなめられました。
　もう一度ロッカーを開けて、お金を再投入。別にいいじゃん。コインだから（※お金です）。


　有意義に（？）時間を潰して、そろそろ開場時間です。整理番号順に並んでいきます。
　私たちの整理番号はと言うと、55番・56番！
　かなり早いチケットをゲットしていたんです！　それもこれも私がファンクラブに入ったおかげです。入って良かった〜。
　開場すると、10人ずつ入場させられました。かなり細かく区切っています。皆走って場所を確保するのかな、と思っていましたが、そんなことはなく、ゆっくりと入場して行きます。危険ですものね。それに10人ずつですから、そんなに急がなくても大丈夫なのです。
　ついに私たちの番が来ました。会場に入ると、目ん玉飛び出ました。ステージ近っ！　ステージと最前列の間、1メートルも離れていません。
　うぉーーーーー！
　もっと興奮なのが、私たち、2列目確保です！！
　ヤッホーーーィ！！　武道館の時は豆粒だったaikoが、今回は完璧に肉眼で見られます！！　マジでーーーーー！！？


　わー、ドキドキのaikoライブ『Love Like Rock Vol.3』が、ついに始まるぞーーーーー！！！


＜明日へつづく＞