aikoライブレポート 終章

<1月30日のつづき 2>


 ライブも終わり、会場を出るともう真っ暗。外の寒さに体はすぐ冷えてしまいましたが、頭の中はまだポ〜ッとしています。帰り道、ずっと余韻に浸っていました。
 そしてバンビ君、ウチにお泊まりです。これから静岡は無理ですから。
 何年ぶりでしょう、友人が泊まるのは。高校の時以来かもしれません。


 電車の中でライブパンフレットを見ながら二人でキャイキャイ言ってました。「かわいーわー」「もっさかわいーわー」「でらかわいーわー」
 そして地元の駅「北鴻巣」に到着。
 まぁ田舎。分かっているけど田舎です。ホームの反対側がって。
 夕食がまだだったので、駅前にある居酒屋「庄や」に行きました。


 営業時間24時まで。


 ただ今の時間、23:50。閉店時間早すぎだから! まったく田舎はー!
 それでコンビニに寄ることにしました。
「え〜と、近くのコンビニは…」
 駅のすぐ近くにコンビニがあったはず…。
 あっ! あそこ潰れたんだ!
 駅の近くのコンビニが潰れる…。理由が分かりません。
 15分くらい歩いてセブンイレブンいい気分に行きました。
 カップラーメンなどを買い、自宅へ到着。
「汚い所だけど我慢してねー」
 一応言いました。社交辞令です。
 居間に入りました。…あれ? すんごい汚い…。自分の家なのにビックリです。
 あはは…と愛想笑いをしてすぐに片付けました。
 一人暮らしなら分かりますが実家です。何てずぼらな家族…。てへへー。


 二人でカップ麺を食べながら、aikoのライブDVDを見ました。「あ〜オレ達あそこにいたんだねー」とか言って、またホンワ〜なっていました。


 一服したところでバンビ君が「パソコンをしたい」と言いだしました。自分のブログをチェックしたいらしいのです。
 むむ〜、できれば部屋に入れたくなかったのですが…。最初にも話した通り、高校以来友人を入れたことがないのです。客用にはできていません。めっちゃ個人用。散らかっています。
「覚悟しといてね」
 私はこれだけ言っておきました。
 部屋を開け、パソコンの前に座らせました。バンビ君、部屋を一通り見渡しましたが一言も発しません。これはバンビ君の優しさか、絶句か、混乱か…。
 いや、想像していたよりキレイだったのでしょう。うん、そうだ。きっとそうだ。


 その後二人とも疲れていたのですぐに寝ました。


 お昼頃起き、のんびりとファミレスで食事。またライブを思い出して語り合っていました。
「良かったねー」「近かったねー」「可愛かったねー」
 そしてバンビ君は静岡へ帰って行きました。


 一人になってボンヤリです。あ〜ぁ、現実に戻っちゃった…。
 でも心のパワーをしっかりもらったので、これからまた頑張れます。
 aiko、ホントにお疲れ様でした。そしてありがとー!


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