大きな耳の決勝戦

 一日ズレましたが、チャンピオンズリーグ決勝の感想を書きます。
 どちらも素晴しいチームが勝ち上がりました。超攻撃的なバルセロナと守備力が高いアーセナル
 バルセロナロナウジーニョと言えば、サッカーファンなら知らない人はいないでしょう。世界トップと言っても過言ではない選手です。他にもエト−、デコなど素晴しい選手が勢揃い。超攻撃的。
 アーセナルは、守備力が高いと言ってもそれだけではもちろんありません。世界トップクラスのストライカー、アンリがいますから。
 始まる前からドキドキしてます。楽しみ楽しみ。
 ちなみに私はバルサ*1ファン。


 試合は最初から最後までドラマの連続。
 もう始まってすぐに見せ場です。アンリのキレキレの動きから立て続けにシュート2本! キーパーにキャッチされますが、リズムは上々です。アーセナル良いすべり出し。
 ところが18分、アーセナルに悲劇が。
 バルサの攻撃。ロナウジーニョからの絶妙なスルーパスが、DFを突破したエト−に通ります。キーパーと1対1。GKレーマンはたまらずエトーを倒してしまいます。
 審判が駆け寄り、出したカードは何とレッドカード! 一発退場です。
 一人少なくなり、絶体絶命のアーセナル。ピンチ!


 しかし、こんな状況を打破するのがセットプレーです。場所は右サイド。ペナルティーエリアの近くです。蹴るのはキレキレ・アンリ。弧を描いたボールは、DFを振り切ったキャンベルに届きます。見事に頭で合わせ、ゴール!
 何と、一人少ないアーセナルが先制しました。バルセロナに黄色信号です。だって、アーセナルは守備力の高いチームですから。
 前半終了直前、バーに当たる惜しいシュートをエト−が放ちましたが、得点ならず。1-0。バルサ、後半に望みを託します。


 後半に入り、雨が降ってきました。この雨は何を意味するのでしょうか。味方か? 敵か? 酸性雨か?
 後半、ボールを支配しているのはバルセロナアーセナルは守り、奪ってカウンターという形です。
 30分まではアーセナルがしっかりとバルサの攻撃を食い止めていました。しかし、10人というハンデが徐々に…。


 サッカーでは監督の采配がよく当たります。この日もそうでした。
 バルセロナライカールト監督は、攻撃的な選手を次々と投入。それがズバズバと的中するんです。
 まずはエト−の同点ゴール! アシストは交代で入ったラーションでした。
 その5分後、ベレッチの逆転ゴール!! そう、ベレッチも交代で入った選手だったのです。
 監督大当たり!


 アーセナルはもう反撃する力が残っていませんでした。
 無情の試合終了。
 今年のチャンピオンズリーグは、ロナウジーニョ率いるバルセロナの優勝!!
 わーい、おめでとー!


 それにしても途中の衛星回線の不良にはモンモンさせられました。5分くらい画像が止まったまま。この間に点が入ったらどうするんやっ! 少しでも多くロナウジーニョのプレーが観たいのにっ! モンモンモンモン。
 弊害なく最初から最後まで観たかったです。そこがモンモンモンモンでした。