ムッフー2
「1億3000万人が選ぶ! ベストアーティスト2006」の放送が終わったので、もうネタバレしても構わないでしょう。
「ムッフー」のつづき
ADのインカムに情報が入りました。
「あ、aikoさんの準備が整ったようです」
妙な緊張感に包まれる会場。どこから来るの? どこから来るの?
後ろの方を見た瞬間、ドアが開き、笑顔でaiko登場!
うぉーーーーーーー!
ライブなどの華やかな登場に慣れているため、裏からこそこそっと出てくるaikoは新鮮でした。私達の近くを通ると、もう全員テンションMAX! きゃーーー! そしてaikoは通路側のファンとハイタッチ! ハイタッチ! ぐわ〜、ええなぁ〜。あと3〜4人くらい左だったらハイタッチ出来ていたのですが。残念。
ステージに上がり、さっそく「緊張する〜」とaiko。私もドキドキドキドキ。
ウチらファンの体はすごいと思いました。もう染み込んでいます。パブロフの犬と言うんですかね。aikoが突然「男子ー!」と叫んだんです。気付いたらありったけの声で「イェーーー!!」と反応していました。同じく女子も「イェーーー!!」。そして「全員!」
「イェーーー!!」
すかさず「雲は白リンゴは赤」の曲へ! うぉー! めっちゃ楽しー!
テレビに映るかもという恐怖はスポーンと飛び、もう狂喜乱舞。恐らくみんなもそうだったと思います。かなりの盛り上がりを見せていました。
曲が終了すると、aikoトーク。
「大人の人が今のチェックしてるみたいやから、待っててや」
友達のように私達に話しかけてくれます。もったいねぇ。
あと名古屋から来ているファンがいて話題になっていました。そして何とaiko、そのファンの子の顔を覚えていたんです!
「あ〜、久し振り〜。覚えているで〜」
その女の子、すごく嬉しがっていました。他にも知っている子がいて話しかけていました。うらやましい…。
「今日もみんなせっかく来てくれたから、顔覚えていかんとな」
目を細め、ゆっくりとウチらを見渡すaiko。うぉー! こっち見てー! 覚えてー! あっ! 目ぇそらした!(被害妄想)
覚えてくれてたら嬉しいなぁ。
そしてその後もう1テイク歌を撮りました。
裏へ下がる際に、前説で喋っていたADさんに、「モニターで見ていたけど、話面白かったわぁ」とお褒めの言葉をかけていました。
そのADさんのフリートークも終わり、次はコメント撮り。森アナウンサーが出てきてインタビューをしていました。
気持ちが高ぶっていてaikoが何を喋っていたのか分かりませんでしたが、ハキハキ答えるaikoを見て私は、「立派やなぁ〜」と思っていました。
後は提供が流れている間のバック用の影像撮影。15秒間ひたすら盛り上がってる、という絵を撮りたいとのこと。15秒は結構長いですね。最初はわ〜と盛り上がるのですが、なかなか続きません。盛り上がって、下がって、盛り上がって、下がってを繰り返しました。aikoも一所懸命に手を振ったりステージを駆け回ったり後ろを向いたりと頑張っていました。
終わるとスタッフ。
「すみません。aikoさんはこちらのカメラの方をずっと向いてて下さい」
「撮り直し? あ〜ん、aikoのせいや。みんなゴメンな〜」
いえ、全然構わないっす。つうか可愛いっす。なのでたとえ100テイクだろうがやりまっす。
しかしちゃんと次のテイクでOKが出ました。
「収録はこれで以上です」とADさんが言うと、「えぇ〜」と会場&aiko。誰かが「歌って〜」と言うと、スタッフに大丈夫かを確認。OKが出たようで、「何歌う?」と聞いてくれました。すると誰かが「瞳!」。
「それじゃあアカペラでサビの部分だけ…」
ウチら250人の為に…。感激っす。
♪ウ〜 ウ〜
健やかに育ったあなたの真っ白なうなじに
いつぞや誰かがキスをする
胸を体を引き裂くような別れの日も
いつかは必ず訪れる
そんな時にもきっとあたしがあなたのそばにいる
今日は来てくれてありがとう〜♪
鳥肌ぞわ〜です。大喝采の中、aikoは帰っていきました。
いや〜、初のテレビ観覧、楽しかったです。ライブとまた違った楽しさでした。また是非行きたいです。
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他の人のブログを読んだら、周りの人と色々と仲良くなっていたようで。いいなぁ。オレも話し掛ければ良かったなぁ。一応前にいた女子と、一言は言葉を交わしたんですよ。
「244番です」
番号を聞かれて答えただけ。頑張れオレ。