競馬レポ２
パドックを見に行きました。パドックというのは、出走前の馬がぐるぐると回る所です。ここで馬の出来を見るんですね。
Vegaさんは真剣に見ております。見終わると、ひとこと。
「重いな…」
気になっていた馬、ゲレイロの体重が、14kg増だったそうなのです。体重はあまり変動のない方が良いとのこと。
悩んだ挙げ句、「ゲレイロは切る」とVegaさん。
私はとりあえずiwan-bow君とバンビ君の予想した馬は買うことにしてありますので、ゲレイロも単勝で100円買いました。
買ったのはこんな感じ。
・マイネルフォーグ（バンビ君予想）
・アドマイヤヘッド（ 〃 ）
・ローレルゲレイロ（iwan-bow君予想）
・ジャングルテクノ（iwan-bow君が一度選んで止めた馬*1）
・ドリームジャーニー（※以下海人予想）
・馬連2-3（ゴールドアグリ - ドリームジャーニー）
・枠連2-3
観客がざわめき始めました。そろそろです。つうかいつの間にかすごい人数になっていました。有馬記念とかだともっとすごいんだそうです。
みんな生活がかかっていそう。すごい真剣。普通の人も結構いるのですが、小汚いおじさんも負けじとおります。新聞は赤ペンのチェックだらけ。床に座り込み、真剣な眼差しで考え込んでいます。※さすがに耳に赤鉛筆という人はいませんでした。
Vegaさんがおもむろに新聞を丸めました。
「ファンファーレが始まったらこの新聞で手拍子をするの」
へぇ〜。
それともう一つトリビアを教えてくれました。
「G1のファンファーレは、”すぎやまこういち”が作曲しているんだよ」
へぇへぇへぇ〜と食い付いていたのはバイエルン氏。
え〜と、すぎやまこういち…、どなたですか？ 聞くと、ドラクエの曲を書いている人なんだそうです。へぇ〜。
そのすぎやまファンファーレがかかり、いよいよ始まります。G1レース「朝日杯フューチュリティS」。
皆手拍子をし、歓声をあげます。なんかライブ会場みたいな盛り上がり。ホントに競馬ですか？
ゲートに馬が入りました。みんなの緊張が高まります。
カシャン！
ゲートが開き、各馬一斉にスタート！ あぁっ！ 私の予想しているドリームジャーニー…、出遅れた…。終わった…。ゴールドアグリも後ろの方。
むむぅ。
一番人気のオースミダイドウは、予想に反して逃げを選択。これが吉と出るか凶と出るか。
1,600mなのであっという間に最後の直線。ここで大混戦。観客は大絶叫。
「そのまま、そのまま、そのままっ！」
「本田！ 本田！*2」
「差せ！！ 差せ！！ 差せ！！」
はっ！ 私のドリームジャーニーは！？ 見ると後ろからものすごい追い上げ！ おぉっ！ 来い！ 来い！ 恋っ！
ぐんぐんとスピードをあげ、何と、トップ へ躍り出ました！ そしてそのままゴーーーーール！
キターーーーーーーーーッ！
2着はローレルゲレイロ！ iwan-bow君おしかった！（馬連で買っておけば良かったかぁ〜）
3着にオースミダイドウ。ふふふ、やはり。「ダイドウでどうだい」、賭けなくて良かったです。
馬連は来ませんでしたが、単勝が当たりました。ごっつぁんです（配当金670円）。
バイエルン氏も単勝ビンゴ。
もっと金額を多く賭けていたらホクホクだったのですがね。まぁ当たっただけ嬉しいです。それと、Vegaさんのありがたいお言葉。
「これで万馬券を当てちゃったらハマっちゃうでしょ。逆に良かったんじゃない」
なるほど〜。そうですね。楽しめましたし。
で、そのVegaさんはどうだったかと言うと…。え？ トップシークレットですか？ 了解です。
逆にね、良かったんじゃないでしょうか。うん、逆に。
勝った証拠馬券。
面白かったです。予想外のお金が入った時にまたやってみたいですね。今度はバンビ君たちも参加して。
これだけは言っておきます。ハマらないようにね。
バイエルン氏が異様に競馬場の雰囲気に馴染んでいたのが気になるところでした。耳に赤鉛筆をしたらお終いだかんね。お気をつけを。
