パッチギ!

 この前テレビでやっていた『パッチギ!』を観た。いや、観させられたと言う方が正しい。とにかくバンビ君が絶賛で、「これは面白いから!」と言われてまぁ見てみようかという気になったのだ。


 パッチギ! (特別価格版) [DVD]


 始まって10分。…つまらない。いやいや、これからだろう。20分。…むむぅ〜。30分。もう無理! 一旦停止し、バンビ君に電話をした。
「これは本当に面白いのか?」
「面白いよ」
「もう限界だ。無理。これから面白くなる? あとどれだけ我慢すれば良いの?」
「我慢ってなんだ! 大丈夫だって。面白いから」
 頑張った。我慢に我慢を重ねて全部見た。感想は、


 つまんね〜〜〜〜〜。


<以下ネタバレあり>
 話は支離滅裂で、その一つ一つの話が面白ければ良いのだが、1ミリも興味がわかないときている。喧嘩もサッカーも葬式も出産もサッパリ。全く引き込まれない。暴力シーンなんか不快の何物でも無かった。
 歌は良い歌だったね。あと女優さんが可愛かった。それだけだ。


 そんな私の感想とは裏腹に、この映画、賞をいくつも取っているらしい。へぇー。
 私だったら映画よりその審査員に賞をあげるよ。よく2時間耐えたで賞。
 日本人と朝鮮人にまつわる民族問題も、知らなきゃいけないことだとは思うけど、何かねぇ…。この映画では知りたくないなぁ。
 というか今「知らなきゃいけないこと」と書いたが、知らなくても良い気がする。知識が無けりゃみんな友達だもん。タモさんも言っている。
「友達の友達はみな友達だ。世界に広げよう友達の輪!」


 ワッ!