たかが、されど

『さんまのからくりTV』の1コーナー、「お父さんのためのメール添削講座」は、別にお父さんじゃないけどためになる。今の若者は、人とのコミュニケーションや文章がうまくないと思っていたが、そんなことはない。むしろ世のお父さんの方が下手だったりする。
 このコーナーでは、女子高生(今は女子大生)が様々なメールのテクニックを駆使し、世のお父さんにアドバイスをしてくれる。私もいくつかのテクニックを無意識に使っていたが、改めて説明されると、なるほど、こんな効果があったのかと感心してしまう。奥が深い。
 娘とメールがしたいお父さん、このコーナーでぜひ勉強を。
 ちなみに、今までのをネットで見つけて集めてみた。全部ではないが、参考までにどうぞ。


「お父さんのためのメール添削講座」
幕の内メール:一通のメールに話題が多いメール。これは良くない。
・KYメール:空気読めないメール(メールの絵文字の使い方が間違ってるメール)。
・絵文字を制するものはメールを制す。
・メールのナ行革命:語尾に「なにぬねの」を入れると、文章が柔らかくなって良い。「〜してくれるか?」より、「〜してくれるかな?」。
・れれれのおじさんメール:タイトルが「RE:RE:RE:」だと感じが悪い。
・病メールには褒メール:病んでるメールには褒めるメールを。
・真剣な時には絵文字は使わない。
・ゴメールの鉄則:謝るのは2回まで。
・媚メール:褒めすぎるとイヤミに見える。
・写真を本文と本文の間に挟む技。
・メールを2回に分ける「ジャブ&ストレート」。
・重役出勤メール:文が終わったと見せかけて、実は携帯の1ページ分の空白の後に重要な文章が書いてある、というテクニック。「遅く出勤して、良い働きをする」から重役出勤メール。
・囮メール:相手に聞きづらい内容を、第3者に送るような言い回しで書き、さも間違って送ってしまったかのように、送りたい相手に送る。相手の本音を引き出す高等テクニック。
 例えば、父が娘のヨシ子(仮名)に彼氏がいるかどうか聞きたいけど、聞けない場合(テレビから引用)。


父:ねえ、母さん、ヨシ子は最近帰りが遅いみたいだけど、彼氏でもできたのかなぁ。年頃の娘だから心配なんだけど、彼氏ができたのなら応援してあげようよ。
→(ヨシコに送信)

ヨシコ:ちょっとお父さん、お母さんと送り先間違えてない? 帰りが遅いのは最近部活で忙しいからだよ。彼氏ができたら報告します。


 お父さん、頑張れ。